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【DIシリーズ】パタノール点眼液販売中止|なぜ?いつまで使える?代替薬は?薬学生向けに解説
アレルギー性結膜炎の治療で長年使用されてきた「パタノール点眼液」が、販売中止予定であることが案内されています。
薬局実務実習や現場の薬剤師の間でも話題になりそうなDI情報の一つです。
「先発品がなくなるならジェネリックへ切り替わるのでは?」と思われる方も多いかもしれません。
しかし今回、メーカー参考代替薬として案内されているのは、同じオロパタジン製剤ではなく、アレジオン系やエピナスチン系の点眼薬です。
今回は、パタノール点眼液販売中止の概要や経過措置、代替薬について、薬学生向けにわかりやすく解説します。
結論まとめ
- 2026年12月末以降、在庫消尽をもって販売終了予定
- 経過措置満了予定は2027年3月末
- 医療現場では早めの切替対応が行われる可能性がある
- メーカー参考代替薬はアレジオン系・エピナスチン系
- 先発品販売中止=ジェネリックへの切替とは限らない
- 販売中止理由の詳細は公表されていない
パタノール点眼液販売中止の概要
パタノール点眼液は、2026年12月末以降、在庫消尽をもって販売終了となる予定です。
また、経過措置期間は2027年3月末頃までとなる見込みです。
そのため、医療機関や薬局では経過措置終了を待たずに、代替薬への切替が進められる可能性があります。
パタノール点眼液とは?
パタノール点眼液の一般名はオロパタジン塩酸塩です。
抗アレルギー点眼薬としてアレルギー性結膜炎の治療に広く使用されてきました。
特徴
- 抗ヒスタミン作用を有する
- 化学伝達物質遊離抑制作用を有する
- 1日4回点眼
- 花粉症シーズンにもよく処方される
メーカーが参考代替薬として案内している製剤
- アレジオン点眼液
- アレジオンLX点眼液
- エピナスチン点眼液0.05%「SEC」
- エピナスチン点眼液LX0.1%「SEC」
比較表
| 製品名 | 一般名 | 特徴 | 点眼回数 |
|---|---|---|---|
| アレジオン点眼液 | エピナスチン塩酸塩 | 従来製剤 | 1日4回 |
| アレジオンLX点眼液 | エピナスチン塩酸塩 | 持続性向上 | 1日2回 |
| エピナスチン点眼液0.05%「SEC」 | エピナスチン塩酸塩 | 後発品 | 1日4回 |
| エピナスチン点眼液LX0.1%「SEC」 | エピナスチン塩酸塩 | 後発品・LX製剤 | 1日2回 |
なぜオロパタジン点眼液(ジェネリック)ではないの?
一般的には、先発品販売中止と聞くと「ジェネリックへ切替」と考えやすいかもしれません。
しかし今回、メーカー参考代替薬として案内されているのは、アレジオン系やエピナスチン系の点眼薬です。
薬効分類は近いものの、有効成分自体は異なります。
供給体制や製品戦略など、さまざまな背景が考えられますが、メーカーから詳細な理由は公表されていません。
そのため、「○○だから」と推測で断定することは避ける必要があります。
【薬局実務実習小ネタ】
先発品販売中止=必ずジェネリックへ切替ではない
これはDI業務を学ぶうえで重要なポイントです。
実習指導薬剤師との会話例
学生
「パタノールがなくなるならオロパタジン点眼液へ変更ですよね?」
指導薬剤師
「そうとは限らないよ。」
「メーカーの推奨代替薬や供給状況を踏まえて、別成分へ変更されることもあるんだ。」
学生
「先発品終了=ジェネリックとは限らないんですね。」
患者さんから聞かれそうな質問Q&A
Q. パタノールはもう使えない?
販売終了までは使用できます。在庫状況によっては処方変更が行われる可能性があります。
Q. ジェネリックは残る?
オロパタジン点眼液(後発品)が流通する可能性はあります。
DI情報を学ぶ際の参考資料
薬学生や国家試験受験生であれば、以下の参考書を活用すると理解が深まりやすいでしょう。
- 薬がみえる
- 病気がみえる
- ポケット医薬品集
- 実務実習対策本
- 服薬指導ハンドブック
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- 点眼薬の開封後期限
- 冷蔵庫保管を避けるべき目薬
- 目薬は1本で何日分?
まとめ
パタノール点眼液は2026年末以降、在庫消尽をもって販売終了予定となっています。
今回のDI情報で注目したいのは、「先発品販売中止=ジェネリックへの単純な置き換えではない」という点です。
販売中止情報や経過措置、代替薬を総合的に考えることは、薬剤師に求められる重要な視点の一つといえるでしょう。
薬局実務実習でも、ぜひ指導薬剤師の先生と話題にしてみてください。

