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同志社女子大学薬学部の受験を検討している高校生や保護者の方、そして国家試験合格を目指す薬学生の皆さんにとって、「実際の合格率や合格者数はどのような推移をたどっているのか」は最も気になるポイントの一つでしょう。
本記事では、厚生労働省が公表した公式データに基づき、第97回から第111回までの同志社女子大学・薬剤師国家試験の合格率(総数・新卒・既卒)および合格者数の推移を網羅的に徹底分析します。
同志社女子大学 薬剤師国家試験合格率まとめ(97回〜111回)
第97回〜第111回の全15回にわたる長期的データの集計結果によると、同志社女子大学の通算平均合格率は73.07%となっており、全国76大学の薬学部の中で45位に位置しています。
関西圏の私立薬学部の中でも定評のある同校ですが、年度ごとの波や新卒・既卒による差が存在します。以下に詳細な推移データをまとめています。
【確定版】同志社女子大学 薬剤師国家試験 合格率・合格者数一覧(97回〜111回)
厚生労働省から発表された第97回から第111回までの同志社女子大学の公式データを以下に示します。
| 大学名 / 回 | 97回 | 98回 | 99回 | 100回 | 101回 | 102回 | 103回 | 104回 | 105回 | 106回 | 107回 | 108回 | 109回 | 110回 | 111回 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 同志社女子大学 | 総数 | 89.92% | 71.70% | 60.40% | 72.62% | 79.07% | 76.25% | 68.48% | 73.89% | 68.68% | 74.39% | 77.27% | 74.67% | 69.68% | 66.27% | 75.80% |
| 新卒 | - | - | 68.57% | 73.64% | 82.54% | 81.97% | 68.22% | 80.00% | 76.92% | 81.48% | 87.04% | 76.99% | 78.07% | 69.49% | 89.90% | |
| 既卒 | - | - | 42.86% | 73.21% | 71.11% | 59.46% | 68.57% | 58.00% | 48.08% | 60.71% | 54.35% | 67.57% | 46.34% | 58.33% | 51.72% | |
| 大学名 | 区分 | 97回 | 98回 | 99回 | 100回 | 101回 | 102回 | 103回 | 104回 | 105回 | 106回 | 107回 | 108回 | 109回 | 110回 | 111回 | 総数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 同志社女子大学 | 合格者数 | 116 | 114 | 90 | 122 | 136 | 122 | 113 | 133 | 125 | 122 | 119 | 112 | 108 | 110 | 119 | 1,761 |
引用元:厚生労働省「薬剤師国家試験のページ」
※厚生労働省公表データを基に作成。必要に応じて筆者が集計を実施しています。
合格率推移から読み取れるポイント
同志社女子大学の薬剤師国家試験データを深掘りすると、いくつかの重要な傾向と特徴が見えてきます。
1. 新卒合格率は高い水準を維持(直近111回では89.90%)
新卒者の合格率は、多くの年度で70%〜80%台後半と安定した実績を残しています。特に最新の第111回試験では89.90%と9割に迫る高い数値を記録しました。6年間のカリキュラムをしっかり履修し、順調に卒業を迎えた学生に対する大学側の学習支援体制が機能していると考えられます。
2. 既卒合格率の難しさ(ストレート合格の重要性)
一方で既卒者(卒業後に再受験する層)の合格率は、40%〜60%台で推移しています。例えば第105回では48.08%、第109回では46.34%となっており、新卒時と比較すると難易度が上がる傾向にあります。これは全国の薬学部全体に見られる共通の傾向であり、「いかに新卒で現役合格を果たすか」が薬学生にとって極めて重要であることを示しています。
3. 合格者数の安定感
毎年100名〜130名規模の合格者を着実に輩出しており、累計合格者数は1,761名に達しています。毎年安定して100名以上の薬剤師を社会に送り出している実績は、就職実績や医療現場でのネットワーク構築においても大きな強みとなっています。
第101回以降の国家試験制度変更について
データの推移を見る上で避けて通れないのが、薬剤師国家試験の合判定基準の改定です。
【合否判定基準の主な変化】
- 第100回薬剤師国家試験まで:総得点65%以上を満たす「絶対基準」で合否判定が行われていました。
- 第101回薬剤師国家試験以降:試験の難易度による影響を平準化するため、平均点や標準偏差等を考慮した「相対基準」へ変更されています。
この制度変更に伴い、問題自体の難易度調整や足切りラインの適用条件が変わりました。そのため、第100回以前と第101回以降の単純な合格率比較は難しい側面があります。数値の変化を評価する際には、こうした制度変更の背景も合わせて考慮することが客観的なデータ分析において不可欠です。
同志社女子大学を目指す受験生・在学生への対策ポイント
同志社女子大学で国家試験合格を目指すためのポイントを解説します。
CBT・実務実習期の徹底的な基礎固め
4年次のCBT(共用試験)は、5・6年次の国家試験対策の基礎となる非常に重要な節目です。CBT対策を早期から進めることで、6年次の『青本』『青問』を中心とした本格的な国試対策のスムーズな移行が可能になります。
効率的なデジタル学習の活用
近年では、膨大な範囲の国試勉強においてiPadを用いた電子化・タブレット学習や通信講座(スタディング等)を活用し、効率良く知識を整理する薬学生が増加しています。重い青本の持ち運びを減らし、移動時間などの隙間時間を有効活用しましょう。
よくある質問(FAQ)
まとめ
同志社女子大学の薬剤師国家試験に関する重要ポイントのまとめです。
- 第97回〜111回の通算平均合格率は73.07%(全国45位/76校中)。
- 新卒合格率は高水準(第111回では89.90%)を維持しており、現役合格に強い。
- 第101回以降は相対基準へ移行したため、制度変化を踏まえたデータ分析が必要。
- 早めのCBT対策・国試対策(青本・青問の活用)がストレート合格への近道。

