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【薬局実務実習小ネタ】目薬は1本で何回分?何日分?|薬学生が実習で聞かれやすい点眼薬の基本知識を解説

2026/05/03

実務実習

【薬局実務実習小ネタ】目薬は1本で何回分?何日分?|点眼薬の基本を薬学生向けに解説

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【薬局実務実習小ネタ】目薬は1本で何回分?何日分?|薬学生が実習で聞かれやすい点眼薬の基本知識を解説

「この目薬って何日くらい使えますか?」

薬局実務実習中、患者さんから意外と聞かれる質問の1つが、 “目薬は1本で何日分なの?” という内容です。

薬学生のうちは、 「処方日数=そのまま使い切る日数」 と考えがちですが、 点眼薬は少し特殊です。

実は、 点眼液1滴の量や、 目の中に保持できる量を知ると、 「なぜ1回1滴なのか?」まで理解しやすくなります。

この記事では、 薬局実務実習でそのまま使える 点眼薬の小ネタを、 薬学生向けにわかりやすく解説していきます。


この記事でわかること

  • 目薬1本は何滴くらいなのか
  • 点眼薬は何日分くらい使えるのか
  • なぜ1回1滴で良いと言われるのか
  • 点眼後にパチパチしない方が良い理由
  • 涙点圧迫の意味
  • 薬局実務実習で聞かれやすいポイント

目次


点眼薬1滴量はどのくらい?

点眼薬の1滴量は、 一般的に約0.03〜0.05mL程度と言われています。

ただし、 実際には、

  • 点眼容器の形状
  • 押す強さ
  • 点眼の角度
  • 製剤ごとの粘度

などによって、 1滴量は変動するとされています。

例えば、 1滴を0.05mLとして計算すると、 5mL点眼液では、

5mL ÷ 0.05mL = 約100滴

となります。

実習メモ
「5mL点眼液=約100滴」

目薬1本は何日分?

では、 5mL点眼液は何日分くらいになるのでしょうか。

例として、

  • 1日4回
  • 両目点眼

と仮定すると、 1日使用量は、

4回 × 2眼 = 8滴

となります。

先ほどの「約100滴」で計算すると、

100滴 ÷ 8滴 = 約12.5日分

つまり、 5mL点眼液は約2週間分程度 になるケースが多いと考えられています。

ただし、 実際には、

  • 点眼失敗
  • 2滴出てしまう
  • 容器内残液

などもあるため、 理論値通りにならない場合もあります。


実習中に役立ったおすすめ本


なぜ目薬は1回1滴で良いの?

ここは、 患者さんからも非常によく聞かれるポイントです。

まぶたの内側のスペース(結膜嚢)は、 保持できる量が約0.03mL程度と言われています。

一方で、 点眼液1滴量は約0.03〜0.05mL。

つまり、 1滴でほぼ保持量に達すると考えられています。

そのため、 一般的には、 1回1滴で十分な場合が多いとされています。

薬学生小ネタ
「目に入った瞬間、ほぼ満タン」というイメージで覚えると理解しやすいです。

2滴さしても意味ある?

「2滴入れた方が効きそう」 と思われる患者さんも少なくありません。

しかし、 保持できる量を超えた分は、 目からあふれたり、 鼻涙管へ流れたりすると言われています。

そのため、 2滴目が必ずしも効果増強につながるとは限らないとされています。

点眼後にパチパチしない方が良い理由

点眼後に何度もまばたきをすると、 薬液が流れやすくなる場合があります。

そのため、 点眼後は軽く閉眼する方法が推奨されることがあります。


涙点圧迫って何?

涙点圧迫とは、 点眼後に目頭付近を軽く押さえる方法です。

鼻涙管へ薬液が流れる量を減らす目的で行われることがあります。

特に、 全身性副作用への配慮が必要な点眼薬では、 指導されるケースがあります。

国家試験ポイント
β遮断薬点眼などでは、全身移行を減らす目的で涙点圧迫が関連して出題されることがあります。
第98回薬剤師国家試験問247

1日1回タイプの点眼薬は容量が少ない?

緑内障治療薬などでは、 1日1回タイプの点眼薬があります。

代表例として、

  • ラタノプロスト
  • ビマトプロスト

などのPG製剤が挙げられます。

これらは、 2.5mL製剤が多い点も特徴です。

点眼回数が少ないため、 5mLではなく、 比較的小容量になっているケースがあります。


実習で指導薬剤師に聞かれやすいポイント

  • 点眼薬1滴は何mLくらい?
  • 5mL点眼液は何滴くらい?
  • なぜ1滴で良いの?
  • 点眼後に閉眼する理由は?
  • 涙点圧迫の目的は?
  • 開封後使用期限はどのくらい?

このあたりは、 実務実習でも定番の質問になりやすい印象です。


あると便利な関連グッズ

点眼指導では、 実際に「うまくさせない」という患者さんも少なくありません。

そのため、 以下のようなグッズが役立つ場合があります。

実習中に観察していると、 高齢患者さんでは特に、 点眼操作そのものに困っているケースも見られます。


図解を入れるとおすすめな箇所

  • 5mL=約100滴の計算図
  • 結膜嚢の保持量イメージ
  • 涙点圧迫の位置
  • 1滴と2滴の比較図

まとめ

  • 点眼薬1滴量は約0.03〜0.05mLと言われている
  • 5mL点眼液は約100滴として計算されることが多い
  • 1日4回両目なら約2週間分程度になるケースがある
  • 結膜嚢保持量から、1回1滴で十分とされることが多い
  • 涙点圧迫や閉眼指導も実習で重要

点眼薬は、 「ただの目薬」 に見えて、 実は実務実習で学べるポイントがかなり多い分野です。

患者さんからの質問も多いため、 ぜひ今回の内容を覚えておきましょう。


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