※当サイトのコンテンツや情報において、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めています。しかし、誤情報が入り込んだり、情報が古くなったりすることもあります。掲載情報は記事作成時点での情報です。最新情報は各自でご確認ください。
※各医薬品の添付文書、インタビューフォーム等を基に記事作成を行っています。
当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
【薬学生向け】プロトンポンプ阻害薬(PPI)・P-CAB一覧まとめ
胃酸分泌抑制薬は国家試験・実務ともに頻出分野です。
PPI(プロトンポンプ阻害薬)とP-CABを一覧で整理しました
■ PPI・P-CAB一覧(用法・剤型)
| 成分名 | 商品名 | 用法(逆流性食道炎) | 剤型 |
|---|---|---|---|
| オメプラゾール | オメプラール | 1日1回 | 錠・注射 |
| ランソプラゾール | タケプロン | 1日1回 | OD錠・カプセル・注射 |
| ラベプラゾールナトリウム | パリエット | 1日1回 or 1日2回 | 錠 |
| エソメプラゾール | ネキシウム | 1日1回 | カプセル・懸濁用顆粒 |
| ボノプラザン | タケキャブ | 1日1回 | 錠・OD錠 |
■ プロトンポンプ阻害薬(PPI)の作用機序
PPIは胃粘膜壁細胞の酸生成部位に移行後、酸によって活性化され、 H⁺,K⁺-ATPase(プロトンポンプ)のSH基と結合し不可逆的に阻害します。
- 酸性環境で活性化される(プロドラッグ)
- 不可逆阻害 → 効果が長い
- 効果発現はやや遅い
関連記事: プロトンポンプ阻害薬(PPI)の覚え方
■ P-CAB(ボノプラザン)の特徴
P-CABは従来のPPIとは異なり、酸による活性化を必要としません。
- H⁺,K⁺-ATPaseを可逆的に阻害
- カリウムイオンと競合
- 即効性が高い
- 胃内に長時間滞留
→ 臨床的には即効性+強力な酸抑制が特徴です。
■ PPIとP-CABの違い(国家試験頻出)
| PPI | P-CAB | |
|---|---|---|
| 活性化 | 必要(酸依存) | 不要 |
| 阻害様式 | 不可逆 | 可逆 |
| 効果発現 | 遅い | 速い |
| 代表薬 | オメプラゾールなど | ボノプラザン |
■ 覚えておくべきポイント(試験対策)
- PPIは「酸で活性化」
- P-CABは「そのまま効く」
- ボノプラザン=即効&強力
■ 勉強効率を上げるおすすめ教材
効率よく暗記したい方は、図解やゴロ付き教材がおすすめです。
■ まとめ
PPIとP-CABは作用機序・即効性・阻害様式が大きく異なります。
特にボノプラザン(P-CAB)は近年の重要ポイントなので確実に押さえましょう。
この表をベースに、「違いを説明できるレベル」まで理解するのが合格への近道です。
■ PPI・P-CAB一覧(用法・剤型・市販薬)
| 成分名 | 商品名 | 用法(逆流性食道炎) | 剤型 | 市販薬(OTC) |
|---|---|---|---|---|
| オメプラゾール | オメプラール | 1日1回 | 錠・注射 | あり(スイッチOTC) |
| ランソプラゾール | タケプロン | 1日1回 | OD錠・カプセル・注射 | あり(スイッチOTC) |
| ラベプラゾールナトリウム | パリエット | 1日1回 or 1日2回 | 錠 | あり(スイッチOTC) |
| エソメプラゾール | ネキシウム | 1日1回 | カプセル・懸濁用顆粒 | なし |
| ボノプラザン | タケキャブ | 1日1回 | 錠・OD錠 | なし |
■ 市販薬として販売されているPPI
現在、日本では以下のPPIがスイッチOTCとして販売されています。
- オメプラゾール(オメプラール)
- ランソプラゾール(タケプロン)
- ラベプラゾール(パリエット)
→ 主に胸やけ・胃酸逆流症状の改善目的で販売されています。
■ OTC化されている理由
- 安全性が比較的高い
- 短期間使用で効果が期待できる
- 自己判断でも使用可能な疾患が対象
■ 注意点(薬剤師・登録販売者向け)
- 長期連用は不可(通常2週間程度)
- 警告症状(体重減少・嚥下障害など)は受診勧奨
- NSAIDs潰瘍などは適応外
PPIの一部は市販薬として購入可能であり、臨床・OTC両方で重要な薬剤です。
特にボノプラザン(P-CAB)との違いは国家試験頻出なので確実に理解しましょう。

