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※更新日時:2022/4/17
【トランシーノII】の主成分は?医療用医薬品で同じ成分はあるのか?
今回は 第1類医薬品 の【 トランシーノII 】について調べていきます。
トランシーノIIはTVCMやドラッグストアなどで良く見かける市販薬です。
始めにトランシーノIIの含有成分について調べていきます。
『 トランシーノII 』の主成分は「 主成分は5種類! 」
『 トランシーノII 』はトラネキサム酸、L-システイン、アスコルビン酸、ピリドキシン塩酸塩、パントテン酸カルシウムの5つの成分を主成分としています。
医療用医薬品ではこの5種類をすべて含んでいる医薬品は勿論存在しないので個々で比べていきたいと思います。
『 トラネキサム酸 』 の医療用医薬品は?
トラネキサム酸を主成分とする医薬品にはトランサミンがあります。
【 トランシーノII 】: トラネキサム酸 750mg (4錠中)
【 トランサミン錠250mg/トランサミン錠500mg 】: トラネキサム酸 250/500mg (1錠中)
出典: 第一三共ヘルスケア 「 トランシーノII 添付文書」、 第一三共株式会社 「 トランサミン錠250mg/トランサミン錠500mg 添付文書」
トランシーノIIの1日量のトラネキサム酸はトランサミン錠250mg3錠と同量が含有されています。
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『 L-システイン 』 の医療用医薬品は?
L-システインを主成分とする医薬品にはハイチオールがあります。
【 トランシーノII 】: L-システイン 240mg (4錠中)
【 ハイチオール錠40/ハイチオール錠80 】: L-システイン 40/80mg (1錠中)
出典: 第一三共ヘルスケア 「 トランシーノII 添付文書」、 久光製薬株式会社 「 ハイチオール錠40/ハイチオール錠80 添付文書」
トランシーノIIの1日量のL-システインはハイチオール錠40×6錠と同量が含有されています。
『 アスコルビン酸 』 の医療用医薬品は?
ハイシー顆粒25%を主成分とする医薬品にはハイシー顆粒25%があります。
【 トランシーノII 】: アスコルビン酸 300mg (4錠中)
【 ハイシー顆粒25% 】: アスコルビン酸 250mg (1g中)
出典: 第一三共ヘルスケア 「 トランシーノII 添付文書」、 武田テバ薬品株式会社 「 ハイシー顆粒25% 添付文書」
トランシーノIIの1日量のアスコルビン酸はハイシー顆粒25%×1.5gと同量が含有されています。
トランシーノは8週間だけ?
トランシーノの注意文には『2カ月間を超えて続けて服用しないで下さい。』と記載があります。
臨床試験で2か月程度服用すれば効果を発揮することからこのような設定になっているようです。
また、トランシーノIIは肝斑にのみ適応を有しています。
【 トランシーノII 】効能効果: しみ(肝斑に限る)
出典: 第一三共ヘルスケア 「 トランシーノII 添付文書」
『 トランシーノII 』の値段は?どこで買える?
市販の『 トランシーノII 』は「 第1類医薬品 」に分類されるため、取り扱いのある薬剤師のいるドラックストアや調剤薬局、インターネットで購入可能。
比較まとめ
商品名 | トランシーノII |
---|---|
区分 | 第1類医薬品 |
主成分 | トラネキサム酸 750mg、L-システイン 240mg、 アスコルビン酸 300mg 、ピリドキシン塩酸塩 6mg、 パントテン酸カルシウム 24mg |
添加物 | 乳酸カルシウム,結晶セルロース,クロスカルメロースナトリウム(クロスCMC-Na),ヒドロキシプロピルセルロース,ステアリン酸マグネシウム,ヒプロメロース(ヒドロキシプロピルメチルセルロース),マクロゴール,タルク,酸化チタン,三二酸化鉄,カルナウバロウ |
効能・効果 | しみ(肝斑に限る) |
製造販売元 | 第一三共ヘルスケア |
値段 | 1,800円(税抜)/60錠、3,400円(税抜)/120錠、6,300円(税抜)/240錠 |
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