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※更新日時:2022/4/15
【ナシビンメディ】とは? 医療用医薬品の【ナシビン点鼻・点眼液 0.05%】との違いは?
今回は要指導医薬品の【ナシビンメディ】について調べていきます。
関連記事: 主な要指導医薬品一覧
医療用医薬品の【ナシビン点鼻・点眼液 0.05%】と言えば「塩酸オキシメタゾリン」を主成分とするα受容体作動薬で、血管収縮剤ですね。
ちなみにナシビン点鼻・点眼液 0.05%は残念ながら2021年に販売終了となっています。
では要指導医薬品の【ナシビンメディ】の主成分は何なのでしょうか。
『 ナシビンメディ 』の主成分は「 オキシメタゾリン塩酸塩+クロルフェニラミンマレイン酸塩 」
『 ナシビンメディ 』は医療用医薬品のナシビン点鼻・点眼液 0.05%と同じ「オキシメタゾリン塩酸塩」に加えて抗ヒスタミン薬である「クロルフェニラミンマレイン酸塩」を主成分としていることが添付文書より分かりました。
【 ナシビンメディ 】: オキシメタゾリン塩酸塩 0.05g クロルフェニラミンマレイン酸塩 0.5g (100ml中)
【 ナシビン点鼻・点眼液 0.05% 】: 塩酸オキシメタゾリン0.5mg (1mL中)
出典: 佐藤製薬株式会社 「 ナシビンメディ 添付文書」、 佐藤製薬株式会社 「 ナシビン点鼻・点眼液 0.05% 添付文書」
ナシビンメディのα受容体作動薬のオキシメタゾリンの濃度は医療用医薬品の【ナシビン点鼻・点眼液 0.05%】と同じ濃度でした。
ナシビンメディは点鼻用?
医療用医薬品のナシビン点鼻・点眼液0.05%は商品名にもあるように、眼科用として表在性充血にも用いることが可能でした
ナシビンメディは製剤デバイスが点鼻用スプレーとなっており。効能は鼻の症状が対象となっています。
"効 能:鼻づまりのある急性鼻炎又はアレルギー性鼻炎による次の諸症状の緩和:鼻づま り、鼻みず(鼻汁過多)、くしゃみ"
出典: 佐藤製薬株式会社 「 ナシビンメディ 添付文書」
添加物の違いは?
続いて、ナシビンメディとナシビン点鼻・点眼液0.05%の添加物の違いについて調べていきます。
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『 ナシビンメディ 』 添加物
- ベンザルコニウム塩化物
- 塩化Na
- エデト酸Na
- リン酸二水素K
- pH調節剤 出典: 佐藤製薬株式会社 「 ナシビンメディ 添付文書」
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『 ナシビン点鼻・点眼液 0.05% 』 添加物
- 塩化ベンザルコニウム
- ホウ酸
- ホウ砂 出典: 佐藤製薬株式会社 「 ナシビン点鼻・点眼液 0.05% 添付文書」
『 ナシビンメディ 』の値段は?
市販の『 ナシビンメディ 』は「 要指導医薬品 」に分類されるため、取り扱いのある薬剤師のいるドラックストアや調剤薬局で購入可能。
『 ナシビンメディ 』のメーカー希望小売価格は 1,680 円(税抜き)/ 8mL・1本
比較まとめ
商品名 | ナシビンメディ | ナシビン点鼻・点眼液 0.05% |
---|---|---|
区分 | 要指導医薬品 | 医療用医薬品 |
主成分 | オキシメタゾリン塩酸塩 0.05g クロルフェニラミンマレイン酸塩 0.5g (100ml中) | 塩酸オキシメタゾリン0.5mg (1mL中) |
添加物 | ベンザルコニウム塩化物、塩化Na、エデト酸Na、リン酸二水素K、pH調節剤 | 塩化ベンザルコニウム、ホウ酸、ホウ砂 |
効能・効果 | 鼻づまりのある急性鼻炎又はアレルギー性鼻炎による次の諸症状の緩和:鼻づまり、鼻みず(鼻汁過多)、くしゃみ | ○耳鼻科用:上気道の諸疾患の充血・うっ血 ○眼科用:表在性充血(原因療法と併用) |
製造販売元 | 佐藤製薬株式会社 | 佐藤製薬株式会社 |
値段 | "1,680 円(税抜き)/ 8mL・1本" |
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