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ペプシン、ペプシノーゲン、ペプトンの覚え方 【登録販売者試験対策 独学】

2020/01/13

登録販売者試験


※2020年1月12日時点での情報です。
厚生労働省:試験問題作成に関する手引き(平成30年3月)及び、登録販売者試験過去問題(神奈川県)を参照.




胃における主細胞よりペプシノーゲンが放出され、壁細胞の放出する胃酸によってペプシンへ変化する。
ペプシンがタンパク質を消化するとペプトンへ変化する。
ペプシノーゲン → ペプシン → ペプトン

gen』と付く言葉は前駆体であることが多い。(ギリシャ語のgenen(生む)に由来?)
フィブリノーゲン(fibrinogen)やアンジオテンシノーゲン(angiotensinogen)、酸素(oxygen(酸素はラボアジエが酸を生むものと誤解して命名した説がある。)
上記のように考えれば ペプシンの前駆体がペプシノーゲンと想像できる。

例:登録販売者試験

:胃腺から分泌されるペプシノーゲンは、胃酸によって、ペプトンとなる。

:胃腺から分泌されるペプシノーゲンは、胃酸によって、ペプトンとなる。
→ ペプシンとなる。 よって誤り。


:ペプシノーゲンは、胃酸によって主に炭水化物を消化する酵素であるペプシンとなり、胃酸とともに胃液として働く。

:ペプシノーゲンは、胃酸によって主に炭水化物を消化する酵素であるペプシンとなり、胃酸とともに胃液として働く。
→ タンパク質を消化する。 よって誤り。
(タンパク質はアミノ酸同士が多数結合したポリペプチドであることからペプシン → ペプチド結合(タンパク質)を消化と想像してみては。)

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