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インフルエンザ治療薬はいくらかかるのか?【お金から見る薬の話】

2023/09/22

DI情報


※当サイトのコンテンツや情報において、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めています。しかし、誤情報が入り込んだり、情報が古くなったりすることもあります。掲載情報は記事作成時点での情報です。最新情報は各自でご確認ください。

※各医薬品の添付文書、インタビューフォーム等を基に記事作成を行っています。



※更新日時:2023/9/22

【お金から見る薬の話】インフルエンザ治療薬 いくらかかる?


画像名
ごろねずみ

インフルエンザのお薬はいくらかかるの?

まずはインフルエンザ治療薬の種類から検索

主なインフルエンザ治療薬一覧


商品名 成分名
タミフル オセルタミビル
リレンザ ザナミビル
イナビル ラニナミビル
ラピアクタ ペラミビル
ゾフルーザ バロキサビル
シンメトレル
(適応:A型インフルエンザウイルス感染症のみ)
アマンタジン
アビガン
(適応:他の抗インフルエンザウイルス薬が無効又は効果不十分なものに限る。)
ファビピラビル




インフルエンザ治療薬はいくらかかる① 単位薬価比較


続いて、成人のインフルエンザのお薬はいくらなのか単位薬価を検索
※薬価:厚生労働省によって決められた医療用医薬品の価格
    タミフルカプセル75 : 230.2 / カプセル
    タミフルドライシロップ3% : 152.3 / g
    リレンザ : 127.7 / ブリスター
    イナビル吸入粉末剤20mg : 2179.5 / キット
    イナビル吸入懸濁用160mgセット : 4241.5 / 瓶
    ラピアクタ点滴静注液バイアル150mg : 3400 / 瓶
    ラピアクタ点滴静注液バッグ300mg : 6331 / 袋
    ゾフルーザ錠10mg : 1535.4 / 錠
    ゾフルーザ錠20mg : 2438.8 / 錠
    シンメトレル錠50mg : 10.5 / 錠 ※A型インフルエンザウイルス感染症のみ適応
    シンメトレル錠100mg : 10.2 / 錠 ※A型インフルエンザウイルス感染症のみ適応
    シンメトレル細粒10% : 12.8 / g ※A型インフルエンザウイルス感染症のみ適応
    アビガン錠200mg : 薬価基準未収載

インフルエンザ治療薬はいくらかかる➁ 治療に必要な薬価


次に前述の単位薬価からインフルエンザ治療に必要な数の薬価を計算します。

タミフルカプセル75
"成人及び体重37.5kg以上の小児にはオセルタミビルとして1回75mgを1日2回、5日間経口投与する。"
出典:中外製薬株式会社「タミフルカプセル75 添付文書」
治療に必要な総薬価は 「 2302 」 となる。

タミフルドライシロップ3%
"通常、オセルタミビルとして1回75mgを1日2回、5日間、用時懸濁して経口投与する。"
出典:中外製薬株式会社「タミフルドライシロップ3% 添付文書」
治療に必要な総薬価は 「 3807.5 」 となる。

リレンザ
"通常、成人及び小児には、ザナミビルとして1回10mg(5mgブリスターを2ブリスター)を、1日2回、5日間、専用の吸入器を用いて吸入する。"
出典:グラクソ・スミスクライン株式会社「リレンザ 添付文書」
治療に必要な総薬価は 「 2554 」 となる。

イナビル吸入粉末剤20mg
"成人及び小児(10歳以上)ラニナミビルオクタン酸エステルとして40mgを単回吸入投与する。"
出典:第一三共株式会社「イナビル吸入粉末剤20mg 添付文書」
治療に必要な総薬価は 「 4359 」 となる。
"小児(10歳未満)ラニナミビルオクタン酸エステルとして20mgを単回吸入投与する。"
出典:第一三共株式会社「イナビル吸入粉末剤20mg 添付文書」
治療に必要な総薬価は 「 2179.5 」 となる。

イナビル吸入懸濁用160mgセット
"成人及び小児には、ラニナミビルオクタン酸エステルとして160mgを日本薬局方生理食塩液2mLで懸濁し、ネブライザを用いて単回吸入投与する。"
出典:第一三共株式会社「イナビル吸入懸濁用160mgセット 添付文書」
治療に必要な総薬価は 「 4241.5 」 となる。

ゾフルーザ錠20mg
"成人及び12歳以上の小児 80kg以上 バロキサビル マルボキシルとして80mg"
出典:塩野義製薬株式会社「ゾフルーザ 添付文書」
治療に必要な総薬価は 「 9755.2 」 となる。

ゾフルーザ錠20mg
"成人及び12歳以上の小児 80kg未満 12歳未満の小児 40kg以上 バロキサビル マルボキシルとして40mg"
出典:塩野義製薬株式会社「ゾフルーザ 添付文書」
治療に必要な総薬価は 「 4877.6 」 となる。

ゾフルーザ錠20mg
"12歳未満の小児 20kg以上 40kg未満 バロキサビル マルボキシルとして20mg"
出典:塩野義製薬株式会社「ゾフルーザ 添付文書」
治療に必要な総薬価は 「 2438.8 」 となる。

ゾフルーザ錠10mg
"12歳未満の小児 10kg以上 20kg未満 バロキサビル マルボキシルとして10mg"
出典:塩野義製薬株式会社「ゾフルーザ 添付文書」
治療に必要な総薬価は 「 1535.4 」 となる。






インフルエンザ治療薬はいくらかかる③ 薬価まとめ


成人のインフルエンザのお薬で一番安いのは「タミフルカプセル75」で薬価: 2302 という結果になった。

一番高いのは「ゾフルーザ錠20mg(80kg以上)」で薬価: 9755.2 という結果になった。





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