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※更新日時:2022/11/16
イニシンク配合錠(アログリプチン+メトホルミン塩酸塩) 単剤との薬価比較は? 安くなる?
配合錠活用でアドヒアランスの向上を。
配合錠を利用することはアドヒアランスの手段の一つとしてとても重要です。
配合錠の主成分、名称の由来、単剤の場合との薬価差に関するお話です。
【イニシンク配合錠】の主成分
【イニシンク配合錠】はアログリプチンとメトホルミン塩酸塩を主成分とする配合錠です。
イニシンク配合錠はHDとLDの2規格
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イニシンク配合錠
アログリプチン 25 mg
メトホルミン塩酸塩 500 mg
他の配合錠と同様に
”本剤を2型糖尿病治療の第一選択薬として用いないこと”
と効能又は効果に関連する注意が記載されています
<出典>:株式会社三和化学研究所, 「 イニシンク配合錠 添付文書 効能又は効果に関連する注意 」
DPP-4 阻害剤とメトホルミンの合剤には他にも【エクメット配合錠】、【イニシンク配合錠】などの製剤があります。
【イニシンク配合錠】の薬価比較
2022/11/16時点での薬価差は以下の通りです。
商品名 | 薬価 | 薬価差 | 先発・後発 |
---|---|---|---|
イニシンク配合錠 | 148.40 | -32.80 | 先発品 |
ネシーナ錠25mg
+ メトグルコ錠500mg | 181.20 |
配合錠の方が服用が1錠で済み、薬価も安くなります。
商品名 | 薬価 | 薬価差 | 先発・後発 |
---|---|---|---|
イニシンク配合錠 | 148.40 | -31.30 | 先発品 |
ネシーナ錠25mg
+ メトホルミン塩酸塩錠500mgMT「DSEP」 | 179.70 |
ネシーナ錠25mgはジェネリックの薬価収載品がありません。
配合錠の方が服用が1錠で済み、薬価が少し安くなります。
なお、メトホルミン塩酸塩錠MT「DSEP」はAG(オーソライズド・ジェネリック)です。
イニシンクの2022/11/16時点での薬価は以下の通りです。
商品名 | 薬価 | メーカー | 先発・後発 |
---|---|---|---|
イニシンク配合錠 | 148.40 | 武田薬品工業 | 先発品 |
アログリプチン、メトホルミン塩酸塩の2022/11/16時点での薬価は以下の通りです。
商品名 | 薬価 | 先発・後発 | メーカー |
---|---|---|---|
ネシーナ錠25mg | 169.60 | 先発品 | 武田薬品工業 |
メトグルコ錠500mg | 11.60 | 先発品 | 住友ファーマ |
メトホルミン塩酸塩錠500mgMT「DSEP」 | 10.10 | 後発品 | 第一三共エスファ |
【イニシンク配合錠】の比較まとめ
商品名 | イニシンク配合錠 | |
---|---|---|
主成分 | アログリプチン 25 mg メトホルミン塩酸塩 500 mg | |
薬価 | 148.40 | |
単剤との薬価差(先発) | -32.80 | |
単剤との薬価差(GE) | -31.30 |
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