ディレグラ配合錠の薬価比較|単剤・ジェネリックとの違いを比較

2023/02/15

配合剤

ディレグラ配合錠の薬価比較|単剤・ジェネリックとの違いを比較

※当サイトの情報について

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。本記事では、記事作成時点で確認できた情報をもとに医薬品の薬価等を整理しています。

医薬品の薬価、添付文書、販売状況などは変更される場合があります。実際の使用・処方・調剤等にあたっては、厚生労働省、PMDA、添付文書などの最新情報をご確認ください。

ディレグラ配合錠の薬価比較|単剤・ジェネリックとの違いを比較
ディレグラ配合錠の薬価は24.70円。
この記事では、ディレグラ配合錠の薬価だけを見るのではなく、 「配合成分を単剤で使用した場合」「単剤をジェネリックにした場合」「配合錠のジェネリック」 という4つの視点から薬価を比較します。

ディレグラ配合錠は、フェキソフェナジン塩酸塩と塩酸プソイドエフェドリンを組み合わせた配合剤です。 1錠中にフェキソフェナジン塩酸塩30mg、塩酸プソイドエフェドリン60mgを含有します。

薬価比較では、単に「先発品と後発品のどちらが安いか」だけではなく、 配合剤にした場合と、それぞれの成分を単剤で使用した場合で薬価がどう変わるのか を見ることが重要です。

ディレグラ配合錠とは?

ディレグラ配合錠は、アレルギー性鼻炎に用いられる配合剤です。 フェキソフェナジン塩酸塩と塩酸プソイドエフェドリンを1つの製剤に配合しています。

項目 内容
製品名 ディレグラ配合錠
成分 フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン
1錠中 フェキソフェナジン塩酸塩30mg+塩酸プソイドエフェドリン60mg
薬効分類 アレルギー性疾患治療剤
製造販売 LTLファーマ

※成分・用法用量等はPMDAの医療用医薬品情報をもとにしています。

ディレグラ配合錠の薬価

2026年の今回使用した薬価データでは、ディレグラ配合錠の薬価は 1錠24.70円です。

製品 区分 薬価
ディレグラ配合錠 先発品 24.70円
プソフェキ配合錠「サワイ」 後発品 20.80円
プソフェキ配合錠「SANIK」 後発品 14.30円

4つの薬価を比較するとどうなる?

今回の記事で比較したいのは、次の4つです。

  1. ディレグラ配合錠の薬価
  2. 配合成分の先発単剤を合わせた薬価
  3. 配合成分のジェネリック単剤を合わせた薬価
  4. ディレグラ配合錠のジェネリックの薬価
比較項目 薬価 比較結果
① ディレグラ配合錠 24.70円 ―
② 配合成分の先発単剤合算 算出不可 プソイドエフェドリン単剤の薬価がないため
③ 配合成分の後発単剤合算 算出不可 プソイドエフェドリン単剤の薬価がないため
④ 配合錠の後発品「サワイ」 20.80円 3.90円安い
④ 配合錠の後発品「SANIK」 14.30円 10.40円安い

配合成分の単剤にはどのくらいの薬価がある?

ディレグラの配合成分のうち、フェキソフェナジン塩酸塩については単剤製品が薬価収載されています。

フェキソフェナジン単剤 区分 薬価
アレグラ錠30mg 先発品 16.60円
フェキソフェナジン塩酸塩30mg錠 後発品 10.80円
製品 区分 薬価 ディレグラとの差
ディレグラ配合錠 先発品 24.70円 ―
プソフェキ配合錠「サワイ」 後発品 20.80円 3.90円安い
プソフェキ配合錠「SANIK」 後発品 14.30円 10.40円安い

1錠あたりで比較すると、プソフェキ配合錠「サワイ」はディレグラ配合錠より3.90円、 「SANIK」は10.40円低い薬価となっています。

※薬価差は「ディレグラ配合錠24.70円-各後発品の薬価」で計算。

薬価比較をまとめると

  • ディレグラ配合錠:24.70円/錠
  • プソフェキ配合錠「サワイ」:20.80円/錠
  • プソフェキ配合錠「SANIK」:14.30円/錠
  • 「サワイ」はディレグラより3.90円安い
  • 「SANIK」はディレグラより10.40円安い
  • フェキソフェナジンの単剤薬価は存在するが、塩酸プソイドエフェドリン単剤の薬価がないため、単剤合算は算出不可

薬学生が押さえておきたいポイント

ディレグラ配合錠は、 抗ヒスタミン薬であるフェキソフェナジン塩酸塩と、 交感神経刺激作用を持つ塩酸プソイドエフェドリンを組み合わせた配合剤です。

薬剤師国家試験では、単に商品名を覚えるだけでなく、 「どの成分が配合されているのか」 「それぞれがどのような薬理作用を持つのか」 を理解しておくことが重要です。

国試対策メモ
ディレグラ=フェキソフェナジン+プソイドエフェドリン。
フェキソフェナジンは抗ヒスタミン薬、プソイドエフェドリンは鼻閉改善を目的とした成分として整理すると覚えやすくなります。

ディレグラ配合錠の使用上の注意

ディレグラ配合錠には、塩酸プソイドエフェドリンを含むことに関連した注意点があります。

PMDAの情報では、重症の高血圧、重症の冠動脈疾患、閉塞隅角緑内障、尿閉などが禁忌として記載されています。 実際の処方・調剤では、最新の添付文書を確認してください。

※本記事は薬価・医薬品情報の整理を目的としたものであり、個別の患者さんに対する治療上の判断を示すものではありません。

まとめ

ディレグラ配合錠の薬価比較では、 「配合錠そのもの」「配合成分の先発単剤」「配合成分の後発単剤」「配合錠の後発品」 の4つを比較するという考え方が基本になります。

今回のディレグラでは、ディレグラ配合錠が24.70円、 後発品のプソフェキ配合錠「サワイ」が20.80円、 「SANIK」が14.30円でした。

一方、塩酸プソイドエフェドリン単剤が薬価基準に収載されていないため、 「フェキソフェナジン+プソイドエフェドリン」の単剤合算薬価は算出できません。

このように、薬価比較では「数字を出すこと」だけではなく、 なぜその数字を計算できるのか、あるいは計算できないのか まで確認することが大切です。

薬価計算チェック

項目 確認結果
ディレグラ配合錠 24.70円/錠
プソフェキ配合錠「サワイ」 20.80円/錠
プソフェキ配合錠「SANIK」 14.30円/錠
ディレグラ-サワイ 24.70-20.80=3.90円
ディレグラ-SANIK 24.70-14.30=10.40円
先発単剤合算 塩酸プソイドエフェドリン単剤の薬価がないため算出不可
後発単剤合算 塩酸プソイドエフェドリン単剤の薬価がないため算出不可

出典

  • 厚生労働省「薬価基準収載医薬品」
  • PMDA「ディレグラ配合錠」医療用医薬品情報
  • PMDA「プソフェキ配合錠『サワイ』」医療用医薬品情報
  • PMDA「プソフェキ配合錠『SANIK』」医療用医薬品情報

※薬価は今回使用した厚生労働省薬価データを基準としています。薬価改定等により変更される場合があります。