【薬局実務実習小ネタ】冷蔵庫保管を避けるべき目薬がある!?
薬局実務実習では、ちょっとした“へぇ〜”ネタを知っていると、 薬剤師さんとの会話のきっかけになることがあります。
今回のテーマは 「冷蔵庫保管を避けるべき目薬」。
「薬は冷やした方が長持ちしそう」と思いがちですが、 実は逆に冷蔵庫保存NGな点眼薬も存在します。
この記事でわかること
- 冷所保管が必要な点眼薬が多い理由
- 逆に冷蔵庫保存を避けるべき点眼薬
- リザベン点眼液0.5%の注意点
- 結晶析出って何?
- 実務実習で使える小ネタ
冷所保管が必要な点眼薬は意外と多い
点眼薬の中には、冷所保管(2〜8℃など)が指示されているものがあります。
特に、開封後の安定性や有効成分の分解を防ぐ目的で、 冷蔵庫保存が推奨されるケースがあります。
そのため、 「とりあえず冷蔵庫に入れておけば安心」 というイメージを持っている薬学生も多いかもしれません。
しかし、実は“逆パターン”の点眼薬もあります。
冷蔵庫保管を避けるべき点眼薬「リザベン点眼液0.5%」
代表的なのがリザベン点眼液0.5%です。
添付文書には、以下のような記載があります。
“本剤を冷蔵庫等で保存すると、結晶が析出することがあるので避けること。”
出典:リザベン点眼液0.5% 添付文書20.取扱い上の注意
「えっ、冷やしたらダメなの!?」 と初見で驚く薬学生も多いポイントです。
なぜ冷蔵庫保存がダメなの?
理由は結晶析出です。
簡単にいうと、 低温になることで薬の成分が溶けきれず、 結晶として出てきてしまう可能性があります。
つまり、冷蔵庫に入れることで 逆に製剤の状態が変化してしまうことがあるのです。
「薬は冷やした方が安全そう」 という一般イメージとのギャップが面白いポイントですね。
実習ワンポイントメモ
実務実習中に 「冷所保存NGの点眼ってありますか?」 と聞かれると、意外と会話が盛り上がることがあります。
“リザベン点眼液は結晶析出の関係で冷蔵庫保存を避ける” という話は、小ネタとして覚えておくと便利です。
ちなみに…実際に冷蔵庫に入れてみた話
大きな声では言えませんが、 実際にトラニラスト点眼液を冷蔵庫に入れてみたことがあります。
ただ、その時は目立った析出は確認できませんでした。
自己判断で保存方法を変更することは避けましょう。
実習先でも、こうした話をする際は 「正式には推奨されていない」 という前提を忘れないようにしたいですね。
市販薬にもトラニラスト配合点眼薬がある
OTC医薬品では、 ロートアルガードクリニカルショット にトラニラストが配合されています。
花粉症シーズンになると見かけることも多いので、 成分をチェックしてみると面白いかもしれません。
「あ、この成分ってリザベン関連で聞いたことある!」 となると、実習中の理解も深まりやすいです。
まとめ|“逆に冷蔵庫NG”は実習で話しやすい小ネタ
点眼薬というと、 「冷蔵庫保存した方が良さそう」 と思いがちです。
しかし、リザベン点眼液0.5%のように、 逆に冷蔵庫保存を避けるべき薬 も存在します。
こうした“例外パターン”は記憶にも残りやすく、 薬局実務実習でも話題にしやすいポイントです。

