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甘草を含む薬による偽アルドステロン症のゴロ、覚え方 【CBT・薬剤師国家試験対策】
リッチな偽定番カリーの感想ある？
- リッチな → グリチルリチン酸
- 定番カリー → 低カリウム血症
- の感想 → 甘草
- 偽 ある？ → 偽アルドステロン症
甘草を含む薬による偽アルドステロン症
偽アルドステロン症はアルドステロン値は高値ではないが、高血圧や低Ｋ血症などの原発性アルドステロン症と同様の症状を来す。
甘草に含まれるグリチルリチン酸の作用により偽アルドステロン症を起こす。
グリチルリチン酸の構造式
グリチルリチンはトリテルペン配糖体です。
アグリコンがトリテルペン（C30）で構成されています。
この構造式は薬剤師国家試験の106回問10において出題されています。
ジゴキシン、グリチルリチン、ゲニポシド、バイカリン、センノシドの構造式から偽アルドステロン症の原因となる成分はどれかを選択する問題となっています。
国家試験の必須問題に出題されていることから覚えておく必要があると考えられます。
甘草を多く含む漢方一覧（ツムラ）
| 漢方薬 | 甘草量 |
|---|---|
| ツムラ芍薬甘草湯 | 6.0ｇ |
| ツムラ甘麦大棗湯 | 5.0ｇ |
| ツムラ黄連湯 | 3.0ｇ |
| ツムラ桔梗湯 | |
| ツムラ芎帰膠艾湯 | |
| ツムラ桂枝人参湯 | |
| ツムラ五淋散 | |
| ツムラ小青竜湯 | |
| ツムラ人参湯 | |
| ツムラ排膿散及湯 | |
| ツムラ炙甘草湯 | 3.0ｇ（シャカンゾウ） |
| ツムラ半夏瀉心湯 | 2.5ｇ |
ツムラの漢方薬では甘草の量が2.5ｇを超えるものにおいては
・ アルドステロン症の患者
・ ミオパチーのある患者
・ 低カリウム血症のある患者
禁忌となっています。
類題 薬剤師国家試験 過去問
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