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国際医療福祉大学薬学部を受験しようと考えている方や、在学生・保護者の方にとって、**薬剤師国家試験の合格率**は非常に気になる指標の一つです。「新卒と既卒でどのくらい差があるのか?」「過去15年間の推移はどうなっているのか?」といった疑問を抱えているのではないでしょうか。
本記事では、厚生労働省が公表している第97回から第111回までの薬剤師国家試験の公式データを基に、国際医療福祉大学の**合格率(総数・新卒・既卒)**および**合格者数**の推移を徹底分析してまとめました。
国際医療福祉大学 薬剤師国家試験合格率まとめ(97回〜111回)
まずは、第97回〜第111回の累計データから見えてくる国際医療福祉大学の国家試験における総合的な立ち位置をご紹介します。
第97回〜第111回 薬剤師国家試験 累計データ
国際医療福祉大学の平均合格率:80.27%
全国順位:31位 / 76校中
全国の私立大学・国公立大学を合わせた76校中、平均合格率**80.27%で31位**と、全国平均を上回る堅実な実績を誇っています。特に近年は非常に高い合格率水準を維持しているのが大きな特徴です。
【公式データ】合格率・合格者数推移一覧
以下は、第97回から第111回までの国際医療福祉大学の薬剤師国家試験に関する詳細データです。
| 大学名 | 区分 | 97回 | 98回 | 99回 | 100回 | 101回 | 102回 | 103回 | 104回 | 105回 | 106回 | 107回 | 108回 | 109回 | 110回 | 111回 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 国際医療福祉大学 | 総数 | 94.85% | 70.32% | 54.73% | 54.44% | 86.67% | 80.90% | 78.85% | 80.26% | 87.56% | 84.04% | 84.88% | 82.27% | 86.13% | 86.90% | 86.52% |
| 新卒 | - | - | 55.21% | 60.66% | 99.07% | 99.14% | 97.01% | 97.33% | 97.76% | 98.60% | 97.81% | 92.79% | 97.08% | 92.86% | 92.47% | |
| 既卒 | - | - | 58.33% | 51.89% | 76.07% | 56.10% | 46.58% | 48.05% | 64.41% | 37.78% | 34.29% | 43.33% | 44.44% | 57.14% | 59.38% |
| 大学名 | 区分 | 97回 | 98回 | 99回 | 100回 | 101回 | 102回 | 103回 | 104回 | 105回 | 106回 | 107回 | 108回 | 109回 | 110回 | 111回 | 総数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 国際医療福祉大学 | 合格者数 | 129 | 109 | 81 | 92 | 195 | 161 | 164 | 183 | 169 | 158 | 146 | 116 | 149 | 146 | 154 | 2152 |
※厚生労働省「薬剤師国家試験のページ」公表データを基に筆者が集計して作成。
※97回・98回の新卒・既卒内訳は公表データ形式に準拠しています。
合格率推移から読み取れる主なポイント
データから見えてくる国際医療福祉大学の傾向をいくつか分析します。
1. 新卒合格率は全国トップクラスの極めて高い水準
第101回以降の新卒合格率に注目すると、**90%〜99%台**という圧倒的な高水準を維持しています。特に第101回〜107回にかけては毎年97%〜99%前後を記録しており、大学側の国家試験対策指導やカリキュラムが非常に手厚いことがうかがえます。
2. 既卒者の合格率は伸び悩む傾向
新卒の非常に高い合格率と比較すると、既卒(卒業生)の合格率は30%〜60%台で推移しています。これは多くの薬科大学・薬学部に共通する傾向ですが、一度国試に落ちてしまうと独学や予備校での再チャレンジで苦戦するケースが多いと考えられます。
3. 第101回を境にした急激な回復と安定
第99回・100回では全体の合格率が50%台に落ち込む時期がありましたが、第101回以降は劇的に改善し、それ以降は総数合格率でも**80%〜87%前後で安定**しています。
第101回薬剤師国家試験以降の「合格基準変更」について
薬剤師国家試験の合格率を比較・分析するうえで絶対に知っておくべきなのが、**合格基準の変更(制度改定)**です。
【国家試験の合兵判定基準の変化】
- 第100回まで:「全問題の配点中、総得点65%以上」を満たせば合格となる絶対基準
- 第101回以降:平均点や標準偏差等を考慮して合否ラインが変動する相対基準への変更
第100回までは「一定の点数を取れば全員合格できる」絶対基準でしたが、難易度の高騰や受験生のレベル変動に対応するため、第101回からは試験全体の平均点等を加味してラインが定まる相対基準へと移行しました。
この制度変更の影響があるため、**「第100回以前の合格率」と「第101回以降の合格率」を単純に数値だけで比較することはできません。** 合格率の推移を見る際は、この基準改定があったことを念頭に置く必要があります。
【薬学生必見】国試・CBT対策を効率よく進めるには?
早めの対策が合格への近道です。薬ゼミの「青本・青問」をはじめ、電子辞書やiPadを活用したデジタル学習を取り入れる薬学生が増えています。
国際医療福祉大学薬学部を目指す受験生・薬学生へのアドバイス
国際医療福祉大学で薬剤師を目指す場合、以下のポイントを意識して学習を進めることが推奨されます。
- 新卒一発合格を目指す:既卒になると合格率が低下する傾向があるため、大学のカリキュラムをしっかり消化し、6年時の新卒受験で確実に合格することがベストです。
- CBT・実務実習期からの積み重ね:4年次のCBT対策をしっかり行うことで、6年次の国試対策にスムーズに移行できます。
- 青本・過去問の反復演習:出題傾向の把握と領域別の苦手克服には、過去問演習と参考書の反復学習が不可欠です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 国際医療福祉大学の薬剤師国家試験の合格率はどれくらいですか?
第97回〜第111回までの累計平均合格率は80.27%(全国31位/76校)です。直近の第111回試験では総数86.52%となっています。
Q2. 新卒合格率と既卒合格率でどれくらい差がありますか?
直近の第111回では、新卒合格率が92.47%であるのに対し、既卒合格率は59.38%となっています。新卒の方が圧倒的に高い傾向にあります。
Q3. 第101回国家試験から何が変わったのですか?
第100回までは総得点65%以上で合格となる「絶対基準」でしたが、第101回以降は平均点や標準偏差等を考慮する「相対基準」へと変更されました。
Q4. 国際医療福祉大学の合格率は全国平均と比べて高いですか?
全国平均(概ね60〜70%台)と比較しても、国際医療福祉大学の合格率は高く、特に新卒合格率は全国上位レベルを維持しています。
Q5. 薬剤師国家試験対策はいつから始めるべきですか?
4年次のCBT試験に向けた学習が基礎となります。本格的な国試対策は5年次の実務実習終了後や6年次の進級時からスタートするのが一般的です。
まとめ
国際医療福祉大学の薬剤師国家試験に関する重要ポイントをまとめます。
- 97〜111回累計合格率:80.27%(全国76校中31位)
- 新卒合格率:近年は90%〜98%前後と非常に高い実績
- 制度変化:第100回までは絶対基準、第101回以降は相対基準へ変更
- 対策:ストレートでの新卒合格を目指し、早期からの計画的な学習が重要
国際医療福祉大学は、新卒合格率においてトップクラスの実績を持つ大学の一つと考えられます。薬学部選びや国家試験対策の参考にしてください。

