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※更新日時：2022/11/16
アテディオ配合錠（バルサルタン+シルニジピン） 単剤との薬価比較は？ 安くなる？
配合錠活用でアドヒアランスの向上を。
配合錠を利用することはアドヒアランスの手段の一つとしてとても重要です。
配合錠の主成分、名称の由来、単剤の場合との薬価差に関するお話です。
【アテディオ配合錠】の主成分
【アテディオ配合錠】はバルサルタンとシルニジピンを主成分とする配合錠です。
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アテディオ配合錠：
バルサルタン 80mg
シルニジピン10mg
他の配合錠と同様に
”過度な血圧低下のおそれ等があり、本剤を高血圧治療の第一選択薬としないこと。”
と効能又は効果に関連する注意が記載されています
＜出典＞：EAファーマ株式会社, 「 アテディオ配合錠ＬＤ／アテディオ配合錠ＨＤ 添付文書 効能又は効果に関連する注意 」
【アテディオ配合錠】の名前の由来
アテレック（ATELEC）と心臓と腎臓の２つ（DI）の臓器保護（ORGANPROTECTION）効果を期待してアテディオ（ATEDIO）という商品名になったようです。
＜出典＞：EAファーマ株式会社, 「 アテディオ配合錠ＬＤ／アテディオ配合錠ＨＤ インタビューフォーム II．名称に関する項目 」
ARBとCa拮抗薬合剤には他にも【アテディオ配合錠】、【エックスフォージ配合錠】などの製剤があります。
【アテディオ配合錠】の薬価比較
2022/11/16時点での薬価差は以下の通りです。
| 商品名 | 薬価 | 薬価差 | 先発・後発 |
|---|---|---|---|
| アテディオ配合錠 | 64.60 | -16.20 | 先発品 |
| ディオバン錠８０ｍｇ
+ アテレック錠１０ | 80.80 |
配合錠の方が服用が１錠で済み、薬価も安くなります。
| 商品名 | 薬価 | 薬価差 | 先発・後発 |
|---|---|---|---|
| アテディオ配合錠 | 64.60 | +27.60 | 先発品 |
| バルサルタン錠８０ｍｇ「サンド」
+ シルニジピン錠１０ｍｇ「サワイ」 | 37.00 |
配合錠の方が服用が１錠で済みます。単剤の方がジェネリックの場合よりは薬価が少し高くなります。
なお、バルサルタン錠「サンド」はAG（オーソライズド・ジェネリック）です。
アテディオの2022/11/16時点での薬価は以下の通りです。
| 商品名 | 薬価 | メーカー | 先発・後発 |
|---|---|---|---|
| アテディオ配合錠 | 64.60 | ＥＡファーマ | 先発品 |
バルサルタン、シルニジピンの2022/11/16時点での薬価は以下の通りです。
| 商品名 | 薬価 | 先発・後発 | メーカー |
|---|---|---|---|
| ディオバン錠８０ｍｇ | 45.60 | 先発品 | ノバルティス ファーマ |
| アテレック錠１０ | 35.20 | 先発品 | ＥＡファーマ |
| シルニジピン錠１０ｍｇ「サワイ」 | 18.80 | 後発品 | 沢井製薬 |
【アテディオ配合錠】の比較まとめ
| 商品名 | アテディオ配合錠 |
|---|---|
| 主成分 | バルサルタン 80mg シルニジピン10mg |
| 薬価 | 64.60 |
| 単剤との薬価差（先発） | -16.20 |
| 単剤との薬価差（GE） | +27.60 |
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